自然災害は予知できるものもありますが、予知できないものもあります。

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自然災害は予知できるのか

自然災害は予知できるものとできないものがあります。
災害ごとに予知の可否と予防・対策についてまとめました。

 

 

地震

地震で家屋が揺れる様子

地震は地下にある岩盤(プレート)のずれで発生します。
現在発生しているプレートのずれは把握されているものが多く、過去のデータから大地震の発生する周期も予測できます。
有名なのは南海トラフによる大きな断層で、大地震が発生すると広域に広がって関東から関西までにかけて甚大な被害の出る懸念があります。

 

プレートのずれによる問題から、地震の起こりやすい地域は決まっていて、地震保険は都道府県ごとに保険料が異なります。
地震のリスクは日本損害保険協会の発表している地震保険料の単価で見極めることができます。
2019年1月に改訂された最新版をご覧頂き、地震保険料の高い地域は危険性が高いことを認識して、地震保険の加入や耐震リフォームを検討してください。

 

自主避難の必要性が大きいケース

 

昨今は北海道、熊本など従来は地震が起こりにくいと言われていた地域で震度6以上の大地震が発生しています。
地震保険料の安い地域でも油断はできません。

 

 

緊急地震速報の精度

 

緊急地震速報は地震発生後大きな揺れが到達する数秒から数十秒前に警報を発することを企図した地震早期警報システムです。
住宅などの被害を防ぐことは難しいですが、早期避難や机の下に隠れるなど人的被害の減少を目的にした世界初のシステムです。

 

地震を予知するのではなく、発生した地震を知らせるもので、緊急地震速報が鳴ってからの時間は安定していません。
震源地が海や遠方など遠い場所の場合は10秒前後の余裕がありますが、震源地の近い直下型地震は、緊急地震速報より早く揺れが始まるケースもあります。

 

 

 

水災

洪水に巻き込まれる家

2018年の西日本豪雨をはじめ、全国で甚大の水害被害の発生する事例が増えています。
火災保険の水災に対する保険料率は上昇傾向が続いていて、今後も大規模水災の発生するリスクは高まっていく見込みです。

 

水災は天気予報によって数日前から予知することができ、2013年8月より特別警報の運用もスタート
しています。
また、河川の氾濫や、洪水、土砂崩れ、津波などの被害リスクは国土交通省によるハザードマップで確認できます。
西日本豪雨で被害の出た地域もハザードマップで危険を示していた地域が中心だったことで、注目度が高まっています。
自宅のハザードマップを確認した上で、危険性が高い場合は火災保険にしっかり加入しておくことと、大荒れの天気になるときは早めに避難する準備を心がけましょう。

 

・国土交通省ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/

 

 

風災

 

風災は主に台風、季節風、竜巻が原因です。
台風は天気予報で発生や進路予測を確認できるほか、その他の強風や竜巻は警報や注意報で確認できます。
日本で発生することは少ないですが、竜巻の場合は天気が良い時に突然竜巻警報が出て被害の発生するケースもあります。

 

風災の危険性が高い時は、屋外の物をしまって、天戸を閉めるなどの対策を取りましょう。
ただし、風災によって外壁や屋根が大きなダメージを受ける被害は予知できても対策できる範囲が限られています。
地球温暖化で風災のリスクは高まっています。地域を問わず風災は火災保険で手厚くカバーしておくようにしましょう。
風災被害は窓が割れるなど警備な損害だけではなく、外壁や屋根が損傷すると数百万円の修繕費用がかかります。
免責設定を付けてでも大きな被害を火災保険でカバーできる環境を作っておきましょう。