津波
地震後にやってくる更なる危険、津波(TSUNAMI)。海や山へ出掛ける際は、常に携帯ラジオなど天候情報を正確に受信できるものを持ち歩きましょう。
また、津波に巻き込まれそうになった場合、私達はどのような行動をとれば良いでしょうか。
【稲村の火】
津波防災訓練などで聞く事もある(稲村の火)。安政元年に起きた安政南海地震で津波の襲来を予想した庄屋が、お祭りで危険に気付いていない村人を高台に避難させるため、取り入れるばかりになっていた自分の稲束に火を放って命を救ったという話です。
外国でも同じ意味で用いられている津波(TSUNAMI)。地震のあとに迫り来る津波など、緊急時にはどのような対応が迫られるでしょうか。
【動物の異常行動】
よく地震や噴火、天災の前に動物がいつもと違った行動をするという話を耳にします。日本では地震の前になまずが激しく泳ぐと言われますし、外国でも津波の前には象が陸へ走り出す、山の動物が里に下りてくる、ネズミや虫が異常発生するなど話があります。
侮ることも出来ませんが、他の要因でも異常行動することも多いので信憑性は低くなります。海や山など出掛ける際は地震や津波警報など正確な情報を取り入れられる物を携帯して出掛けましょう。
【津波で覚えておきたいこと】
津波のスピードは速く、注意報・警報以前に到達する早い津波もあります。その場合は「より遠く」ではなく「より高い所」へと避難しましょう。
また引き潮が無くても津波は来ますし、一度ではなく津波は繰り返しやってきます。このため海岸や川、水辺に近寄らない事はもちろん、津波のスピードが速く、浸水を始めている場合は遠くへの避難はあきらめ、極力安全な高い所にあがりましょう。
災害時帰宅困難者
大都市で地震などの災害が発生した場合、災害時帰宅困難者の問題があります。
交通が寸断され、家までの帰宅手段が徒歩しかなくなった場合、どのような問題が生じるのでしょう。
出張先で遭遇した場合なども含め、一人一人が自分の身に起きうる問題として考えておきましょう。
【災害時帰宅困難者・帰宅難民】
阪神淡路大震災では大都市での震災における新たな問題点が提起されました。電車や車など、交通機関の停止により長距離帰宅者の帰る足が断たれ(災害時帰宅困難者)また(帰宅難民)となってしまう人達の問題です。
首都圏で震災の起きた場合、帰宅困難者の数は優に500万人を超えるとも言われています。地方でも長距離帰宅が増加する今日、災害時の帰宅困難者対策は首都圏だけでなく各自治体で早急な対策が迫られています。
【帰宅困難者を助けるエイドステーション】
マラソンやトライアスロンの際に水分補給を行う所をエイドステーションと言います。阪神大震災以降、このエイドステーションの役割を徒歩帰宅者の経路途中にあるコンビニやガソリンスタンドを中心として行う動きが進められてきました。
災害時に水道水やトイレを提供する、通行可能な道を案内する避難場所の情報提供を行う等の救済活動です。東京では行政の防災訓練にも取り入れられるなど都市型地震にあって災害時帰宅困難者問題が重要であることがわかります。
【帰宅困難者の選択】
帰宅困難者が被災地から家に向けて歩き出した場合を想定してみましょう。割れたガラスや倒壊した建物に道を思うように進めないだけでなく、混乱の中で、将棋倒しの危険性もあります。夜間や停電が起きている場合は更に危険は増します。
家族の無事が確認された場合は(家に帰る)よりも(職場に戻る)または、その留まっている地域での(救援・復旧活動に参加する)など危険を回避して避難する方法も考えましょう。そのためには家庭や職場に於いて、いざというときの為の取り決めや話し合いをしておくことも大切です。